クラウド型のデジタルサイネージでは、複数の拠点に設置したディスプレイに随時情報を流すことができます。本社側で一括して管理できるため情報の格差が発生しない他、支社や支店のスタッフの手間を省き、コスト削減にも役立ちます。複数の拠点が存在している大規模な飲食チェーン店もクラウド型デジタルサイネージの活用によって、お得なキャンペーン情報やクーポン情報、季節のメニューなどをまとめて配信することができるでしょう。配信と管理を行う本社側で質の高いコンテンツを作り、企業のイメージを損ねることなく配信が行えるのもクラウド型のメリットです。

それぞれの店舗にコンテンツ作成を任せた場合、業務を担ったスタッフのスキルによって出来上がりに大きな差が出てしまいます。しかし、デジタルサイネージに流すコンテンツは本社の担当部署が一括して作成を行えば、店舗ごとの品質の差は無くすことができるでしょう。飲食チェーン店以外の企業も複数台のクラウド型デジタルサイネージを導入している例があり、全国の拠点で活用されています。特定の拠点にのみ配信を行う、すべての拠点に一括で再生するといった操作も可能なため、拠点ごとの環境に合わせて柔軟に対応することができます。

決まった曜日のみ、特別なイベントの日のみなどコンテンツも多岐にわたり、デジタルサイネージで見る社内報としても活用することができるでしょう。本社と拠点のコミュニケーションにも利用できる便利なツールとなっています。